インタビュー形式でお送りする、ホームテックからのメッセージ

--家づくりとの出会いは何だったのですか

 

実はですね、初めから家づくりをやりたいと思っていたわけではないんです。

私が学生時代、コンピューターが世に出始めた頃で、コンピューターを使ってプログラミングをする仕事に憧れましてね、将来はプログラマーになりたいと思っていました。

 

でも様々な理由で断念せざるを得なくなったときに、時代はバブル全盛期でしたから、不動産建設業界が非常に好調だったのですね。それで建設業界に挑戦してみようと。当時は建築の知識なんてありませんでしたから、営業職として一からのスタートでした。

そこからずっと現場を学びながら、勉強も相当しましたね。宅建(宅地建物取引主任者)や、建築士免許も働きながら取りましたしね。



--実際に家づくりに携わってみてどうでしたか

 

もともと私はものづくりが好きなんですよ。

プログラマーがやりたいと思っていたのもそういう理由ですし、何もないところから作り上げるというのは最初大変でしたが、どんどん楽しくなっていきました。

 

私は営業担当でしたけれども、そのうち自分でプランニングすることも始めたのです。そしたらちょうどCAD(PCによる設計支援ツール)が登場して、そのCADが面白くて自宅にも導入してひたすらやりましてね、独学で覚えました。今まで手書きだったものが図面として出来上がってきて、それをお客様に提案できるってすごいなと。それが今の営業 + 設計のスタイルにつながっているという感じですね。




--その後、ホームテックを設立することになります

 

先ほどお話ししましたが、元々はハウスメーカーに勤めていて営業をやっていたのですが、将来のことも考え、個人受注も少しはじめていたんです。

 

当時5件くらい受注が来たときに、個人でやっていくかこのまま二足のわらじを履くか悩みまして、懇意にしていたある材木屋の社長に話を聞いてもらったらその社長は「二足のわらじは無理だ。今なら選べるだろう」って背中押してもらって、「はい、辞めます」と(笑)。そんな感じで決めました。

結構急でしたから、会社には、当時担当していた現場を退職した後もすべて完成まで責任を持って仕上げる約束をし、その代わり会社には取引している業者と引き続き取引させて欲しいということを頼みました。それを了承してもらい、当時一緒にやっていた業者さんとは会社を設立してからもずっと一緒にやっています。今の取引業者の半分以上は当時の業者さんですからね。



--この仕事のやりがいとは?

 

お客様は住みたい家のイメージを漠然と持っていらっしゃるのですね。具体的にはわからないけど漠然と。それを我々が目に見えるかたちで具体化してあげることで「あぁこういう風になるのか」とか「そうそう!こういう感じ」と、お客様とイメージを共有することができるのですね。

それまではマンションや建売など出来上がっている物に住んでいますから、皆さま何かしら不満をお持ちです。それが新しい家づくりをとおして解消されていく、いわば“喜びの家づくり”になっていくのですよ。その“喜びの家づくり”を提供してあげられることが私たちにとっての喜びですし、ご納得いただけるものを作り上げていくことが一番のやりがいですよね。

設計者としては、土地はひとつとして同じものがないですし、お客様のご要望も毎回違います。そのひとつひとつの条件に対して最高のものを作ることができたときの達成感や満足感はこの仕事ならではですね。



--嬉しかったお客様のひとこと

 

よく覚えているのが、もう14、5年前になりますが、とても若いお客様だったのですがお引き渡しのときに「岩﨑社長に家を建ててもらって嬉しかった、ありがとうございました!」って言われたんですね。握手までされて(笑)

素直に嬉しかったです。「これからもツーバイフォーの家をたくさん建ててください」って。

今でも忘れられないですね。

 

 

--少しプライベートな質問も。休日は何をして過ごされるのですか

 

起業して10年はほとんど休みなく働いていたのですが、10年経ってから良い仕事をするには気分転換も大事だということを思いましてね。時間を作ってあちこちに短い旅に出て、美味しいお酒や美味しいものを食べたり温泉入ったりしてます。突然思い立ってゴルフ行ったりもしますね。

 

 

--社長から見てホームテックはどんな会社ですか

 

各パートごとの選抜メンバーがいるという感じですね。少数精鋭というか。

それぞれのパートの人間がとてもできるので、お互い厳しく切磋琢磨している状態ですね。

少ない人数で多くのことをこなしていますから、皆、能力はどこに出しても抜群だと思います。

皆集中して仕事していますが、社内の雰囲気も殺伐としているわけではなく、オンオフの切り替えもはっきりしてますね。




--創立20周年を迎えました。大きな節目だと思いますが、改めて振り返ってみていかがですか

 

大きすぎる節目ですね(笑)

時間的に言うと早かったですね、あっという間に20年というか。

でも出来事で振り返ってみると長かったなという思いもあります。色々なことがありましたから。特に最初の5年くらいはあんまり記憶がないくらい早かったですね。

会社のリズムでいうと、一般的には20年でひとつの体制が出来上がってしまうので、次の10年、20年のために、新しい形を考えていかないといけないという想いがあります。

 

 

--今後の展望や夢を聞かせてください

 

今はここ町田の本社でほぼすべての対応をしていますが、ゆくゆくは藤沢や鎌倉など各行政区ごとに支店を構えて、今のクオリティを落とさず、より多くのお客様にサービスを提供できる体制を整えていきたいですね。



--最後に、岩﨑社長にとって「家づくり」とは?

 

家というのは、家族や自分にとっての落ち着ける場所なんですよね。

我が家だったり、自分部屋があったりするだけで、それは“戻れる場所”があるということなんですよ。

 

私にとっての家づくりとは、このお客様にとっての大事な場所をどれだけの想いを注いで作れたか、建売とは違うそれぞれのお客様のため想いを込めて作れたかというところだと思います。


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